武士の名言– category –
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武士の名言
【葉隠】「今!」こそが「いざ!」
ただ今がその時、その時がただ今 葉隠より ただ今がいざという時であり、いざという時が今である。 いつかはやってこない! 「いつかきっと…」 「またそのうちに…」 「機会があれば…」 そう言っているうちに、結局何もしなかった… そんな経験は少なくあり... -
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【杉百合之助】屈伸
一時の屈は万世の伸なり、いずくんぞ傷(いた)まん 杉百合之助 一時の挫折は今後更に伸びるためのものだ、気にすることなどない。 挫折の先に 杉百合之助は、吉田松陰の父であり、この言葉は父から獄中の息子へと送られた言葉と言われています。 「かくす... -
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【新渡戸稲造】恐れこそが勇気
勇気の精神的側面は落ち着きである 新渡戸稲造 恐れを知る 「恐れを知らない」ことが「勇気」です。 恐れを知らないから果敢に挑めます。 逆に、恐れを知らないから平静を保つことができます。 武士は子供の頃から、この【勇】を鍛えるために、様々な教育... -
武士の名言
【アルベルト・アインシュタイン】桜の花咲く憧れの国
近代日本の発展ほど世界を驚かせたものはない。一系の天皇を戴いていることが、今日の日本をあらしめたのである。私はこのような尊い国が一ヶ所ぐらいなくてはならないと考えていた。世界の未来は進むだけ進み、その間、幾度か争いは繰り返されて、最後の... -
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【葉隠】小事の積み重ねが大事
大事の思案は軽く、小事の思案は重く 葉隠より 大事だと思えることを考える時は軽く、些細と思われることを考える時ほど重くせよ 大事に備えるためには 「葉隠」の著者、山本常朝が仕えた鍋島家の家訓と言われているものの一節です。 普通は逆に考える人が... -
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【上杉謙信】敵に塩を送る
時は戦国時代、越後の龍、上杉謙信と甲斐の虎、武田信玄はそれぞれ天下統一を目指して国を安定させ、勢力を拡大、隣国に住む者としてぶつかり合うこととなる。かくして川中島で4度にわたる決戦が行われたが両者譲らず、痛み分け。一方で両者はそれぞれ互い... -
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【新渡戸稲造】真の強さとは
最も剛毅な者は最も柔和なる者であり、愛あるものは勇敢なる者である 新渡戸稲造 優しさこそが強さの源 「弱い者をいじめてはいけない!」 子供の頃に教えられました。 これは武士道の【仁】の教え。 「武士の情け」です。 力を持てば使ってみたくなる、と... -
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【柳生宗矩】奥義とは
剣禅一如柳生宗矩 剣の道の極意は、禅の無念夢想の境地と同じである。 最後は心 徳川家剣術師範を務めたという達人、柳生宗矩。 三代将軍徳川家光の教育係としても仕え、剣術を教えていました。 剣術を学んで8年。 自信をつけた家光は宗矩に勝負を挑みます... -
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【武士道】義理とは正義の道理
義理と褌(ふんどし)欠かされぬ 義理は毎日身に付ける褌と同じように、決して忘れてはならない。 義理の由来 ことわざですが、そもそも武士とは男性だけですし、褌を締めるのは男性ですから、「義理」を重んじる教育は男性中心だったことは間違いないでし... -
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【孟子】仁なくして天下なし
仁なくして一国を得た者の例はある。しかし仁なくして天下を得た者の例は聞かない。 孟子 天下人の優しさ 武力だけで一つの国を支配することはできたとしても、天下まで治めることはできない。 天下を治めようと思うのならば「仁=思いやり・優しさ」は不...