運営者

平野尚紀(ひらのなおき)
全米NLP協会公認NLPトレーナー/武士道トレーナー/経営者/心理カウンセラー。
日本人は今でも武士道育ちです。
武士道を現代風に解釈することで、これからの日本人としての心理や美徳、生き方を模索しています。
このブログでは武士道をベースに、NLPトレーナー&心理カウンセラーとして、経営者として、そして人としての学びの過程や経験値から得たものなどを雑記風に発信しています。
略歴
1969年、三重県伊勢市出身、現在は名古屋在住。
当時は学歴社会全盛期で、地元の進学校へ進み、一浪して大学、そして大企業へ就職という型にはまった人生を進む。
2005年、35歳の時、早期退職制度に乗っかって退職し、起業。
特に夢や目標があったわけではなく、自分でやりたいことがあったわけでもなく、ただ会社が辞めたかっただけで起業してしまったことで、数々のピンチを迎えることになる。
リーマンショック、東日本大震災後の自粛不況など、存続の危機に何度も出会う。
2013年、ピンチからの打開策として法人を2つにすると同時に、「本当に自分のやりたいこと」について、やっと真剣に考え始める。
学生時代から会社員時代まで、不思議と人の悩み相談に乗り続けてきたことや、自分の心と向き合うために心理学に興味を持ち始め、通信講座にて心理カウンセラー資格を取得。
心理系の事業も今後の事業展開の一つとして考えるようになる。
武士道との出会い
元々、武士道という言葉と、サムライたちのルールみたいなイメージだけは持っていたものの、その内容は全く知らなかった。
ただ、その名前の響きみたいなところに対する憧れのような不思議な興味だけは消えず、思い立ってはネットで検索したりしてみるものの、やっぱり曖昧でよくわからないという行ったり来たりを繰り返していた。
ちょうど心理カウンセラー資格を取得したころ、友人の配慮によって専門学校で一コマの授業をしてみないか?というチャンスをいただくことになった。
テーマは自由。
心理系はよくあるテーマだと思ったので、できれば珍しいものをと考えた時に浮かんだのが武士道だった。
先に書いた通り、もちろん知識はない。
少なくともお金をいただいて講義ができるレベルになることを目標に、自己流ながらも真剣に学び、約一年後の2013年に、一度限りの講座をさせていただいた。
以後、武士道を学ぶこと自体が人生の一部となっていく。
武士道の学び方
自分が武士道を学ぼうと最初にやったことが、新渡戸稲造の「武士道」を読むことでした。
すると・・・

すぐに心が折れそうになりました…
なんだか難しいです。
内容がどうのこうのの前に、そもそも言葉の言い回しから分かりにくいものがあります。
それもそのはず、新渡戸稲造の「武士道」とは、元々世界に向けて「日本人とは?」を紹介するために英語で書かれたもの。
それを日本語に翻訳したものが私たちの目にする「武士道」です。
明治時代に英語で書かれて、その後何度か翻訳はされてきていますが、そもそも日本語としても古い言い回しに感じてしまうのは否めません。
くじけないために、少しずつ読み進めながら、並行して子供向けの武士道の本や、武士の名言集のようなものを読み進めていくようにしたら、やっと何を言ってるのかが分かってきました。
そういった自分自身の経験から、このブログでは、できるだけ武士道ができるだけ分かりやすく伝わるように、少しでも興味を持ってもらいやすくなるように、武士の名言などを多く取り入れるようにしました。
元々は、フェイスブックページで始めたものを、次にアメブロからワードプレスへと何度かの引越しを経て、現在のサムライスタイルがあります。
このブログ上では最も古い記事が2019年になるかと思いますが、大半の記事は、2013年ころに書かれたものです。
10年前の記事に、今でも検索からたどり着いてくれる方々がいる。
とてもありがいたいと思うと同時に、日本人にとっての武士道は、時代を経ても興味を惹くものであるということを改めて実感しています。
今後の展開に関して
私は、これからの時代に武士道を活かしたいと思っていますが、昔のままの武士道をそのまま活かしていこうとは思っていません。
また、そうすることが日本人にとっていいことだとも思っていません。
武士道を今どきの解釈にしていくことがとても大切だと思っています。
そして、今どきの解釈をする際に、絶対に不可欠だと考えるのが心理学です。
純日本製の武士道と、西洋生まれの心理学は、どこかで相容れない部分があります。



カウンセリングや心療内科に行くことを気軽には言いにくい。



鬱になるのは心が弱いからだと言われてしまう。
日本に中々メンタルヘルスが定着しにくい原因の一つに、強すぎる精神力を求めてしまう武士道があると考えています。
私自身、心理学を学ぶと「武士道は厳しい」と感じ、武士道を学ぶと「心理学は甘い」と感じていました。
どっちが正しいんだろう?と何度も自問自答しながら考え続けた結果・・・



どっちかじゃなくて、どっちも身に付けたら最強!
という答えにたどり着きました。
そして私自身がそう言う人になると決めて、武士道を学びつつ、NLP(神経言語プログラミング)トレーナーの資格も取得しました。
現在、心理学・NLPと武士道を合わせて活用した「自分の在り方を見つけ、自分を大切にする生き方」といった内容のセミナーを開催すべく準備を進めています。
準備が整いましたらまたこのブログでもご案内させていただきますね。
日本人は今でも武士道育ち。
人間心理の前に日本人心理を理解することもまた、大切なことだと思います。