【アルベルト・アインシュタイン】桜の花咲く憧れの国

近代日本の発展ほど世界を驚かせたものはない。一系の天皇を戴いていることが、今日の日本をあらしめたのである。私はこのような尊い国が一ヶ所ぐらいなくてはならないと考えていた。世界の未来は進むだけ進み、その間、幾度か争いは繰り返されて、最後の戦いに疲れるときが来る。そのとき人類は、まことの平和を求めて、世界的な盟主をあげなければならない。この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を抜きこえたもっとも古くてまた尊い家柄でなくてはならぬ。世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。それには、アジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。我々は神に感謝する。我々に日本という尊い国を作っておいてくれたことを。

アルベルト・アインシュタイン
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世界から称賛される国

このアインシュタインの言葉を聞いて、私たち日本人は「いやいやそんな大したもんじゃないよ!」と、持ち前の謙虚さでかわすのでしょうか?

それとも「今となっては日本も・・・」と、今の現状を嘆くのでしょうか?

誰もが忘れることのできない「東日本大震災」。

この大きな危機において、日本人の行動は世界から称賛を受けました。

これほどの事態に陥っても略奪や暴動が起こらないのは、人を踏みつけてまで自分だけ助かるようなマネはしたくないという【義】の心があります。

誰もが空腹にも関わらず、それでも食糧配給にきちんと列を作って並ぶのは、順序を大切にし「和」を乱さないという【礼】の心や、他人を出し抜こうとしない【誠】の心があります。

決して環境のよくない避難所生活において、それでも互いに譲り合おうとするのは、互いに思いやり、弱い者を守ろうとする【仁】の心があります。

命を顧みずに人を救った人もいます。

危機的状況に陥ってもなお、それが自らの使命だと思ったのでしょう。

正しいと信じることに、ためらいなく行動を起こす…

【義】のために【勇】を奮い立たせたのです。

そして…

略奪や暴動、順序を守らない、弱い者を守ったり助けたりしないということを「恥ずかしいこと」と思う、【名誉】の心があったのだと思います。

私たち日本人が世界から称賛を受ける時、そこには【武士道】があります。

私たちが誇るべき【名】とは、【日本人】という【名】だと思います。

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