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葉隠
【葉隠】覚悟
奉公人の打ち留は浪人、切腹に極まりたると、兼て覚悟すべきなり 葉隠より 勤め人にとって最悪の事態は、クビになるか失業するかくらいのこと、あらかじめ覚悟しておけばいい。 最悪の事態を想定しておくこと いかなる立場でも、その立場において、当たり... -
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【葉隠】思い立つ
名人と呼ばれる人のあれこれを見聞きして、自分はとても及ばないと思ってしまうのは、ふがいないことだ。名人も人である。自分も同じ人である。どうして劣るものか、負けるものかと決心してそれに取り組み始めれば、すでに名人と同じ道に入ったことになる... -
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【葉隠】「今!」こそが「いざ!」
ただ今がその時、その時がただ今 葉隠より ただ今がいざという時であり、いざという時が今である。 いつかはやってこない! 「いつかきっと…」 「またそのうちに…」 「機会があれば…」 そう言っているうちに、結局何もしなかった… そんな経験は少なくあり... -
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【葉隠】小事の積み重ねが大事
大事の思案は軽く、小事の思案は重く 葉隠より 大事だと思えることを考える時は軽く、些細と思われることを考える時ほど重くせよ 大事に備えるためには 「葉隠」の著者、山本常朝が仕えた鍋島家の家訓と言われているものの一節です。 普通は逆に考える人が... -
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【葉隠】忍ぶ恋
恋死なん、後の煙にそれと知れ、つひにもらさぬ中の思ひは 葉隠より 恋い焦がれたまま死のう。最後まで告白しなかった胸の内は、自分の亡骸を焼く煙を見て、それと知ってください。 忠義の本質 「葉隠」の中で山本常朝が武士道の「忠義」について語る時、... -
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【葉隠】求めるものは一つ
物が二つになるが悪しきなり。武士道一つにて、他に求むることあるべからず 葉隠より 選択肢がたくさんあるからいけないのだ。武士道は一つ。他に求めるものなどあってはならない。 生か!?死か!? 二つに一つを迷うから恐怖が生まれます。 死を覚悟して... -
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【葉隠】和して同ぜず
まろくともひとかどあれや、あまりにまろきはころびやすきぞ 葉隠より 丸くなるにしても、どこかに角を残しておけ。ただ丸いだけでは転がっていくだけだ。 和を重んじる日本人 日本人は「和」を大切にします。 思ったことをそのまま言うことを良しとせず、... -
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【葉隠】威厳は内面の現れ
打ち見たるところに、そのまま、その人々の丈分の威が顕(あら)はるるものなり 葉隠より 一目で、その人相応の威厳が伝わるものだ。 威厳のある人とは 威厳のある人とはどういう人でしょうか? 目に見えないオーラのようなものを発しているというか、見た...