新着記事
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葉隠
【葉隠】若いうちに苦労しておけ
若きうちには随分不仕合せなるがよし。不仕合せの時くたぶるる者は、役に立たざるなり。 葉隠より 若いうちは苦労が多いほうがいい。苦労や不運が続いたとき、くたびれてしまうような人は、役に立たないものだ。 しなければならない苦労もある 「若いうち... -
武士の名言
【論語】本当の過ちとは
子曰く、過ちを改めず、是れを過ちと謂う 論語より 孔子曰く、過ちを犯したのにそれを改めようとしない、これを本当の過ちという。 過ちは改めればそれで良し 誰でも過ちを犯します。 過ちを犯したら、改めればいいだけです。 そうすれば、その過ちももは... -
葉隠
【葉隠】立ち上がる時
人は立ちあがる所がなければ物にならず。人より頭をふまれくさくさとして一生を果たすは口惜き事なり。誠に夢の間なるに、はつきりとして死にたき事ぞかし。 葉隠より 人は一念発起するところがなければ物にはならない。人から頭を踏まれ、くさったまま一... -
葉隠
【葉隠】勝利に勝る敗北
公事沙汰、又は言ひつのることばどに、早く負けて見事な負けがあるものなり。相撲の様なるものなり。勝ちたがりてきたな勝ちすれば、負けたるに劣るなり。多分きたな負けになるものなり。葉隠より 評議や何らかの議論などで、早く負けて見事な負けというも... -
武士の名言
【宇野七郎親治】命を惜しむな!名を惜しめ!
かけよや、わかものども。命な惜しみそ、名を惜しめ。まんなかをかげやぶって、通せや通せや。 宇野七郎親治 駆けよ、若者たち。命を惜しむな、名を惜しめ。真ん中を駆け破って、通せ通せ。 自分が何者で、どう在るべきなにか!? 宇野七郎親治とは、源頼... -
葉隠
【葉隠】好きな事だけで生きる
人間一生誠にわずかのことなり。好いた事をして暮らすべきなり。夢の間の世の中に、好かぬ事ばかりして暮らすは愚かなる事なり。 葉隠より 人の一生は本当に短い。だからこそ好きな事をして暮らすべきだ。夢の中のような世の中で、嫌な事ばかりして暮らす... -
葉隠
【葉隠】腹を決めておく
大雨の感といふ事あり。途中にてにわか雨に逢ひて、濡れじとて道を急ぎ走り、軒下などを通りても、濡るる事は替わらざるなり。初めより思ひはまりて濡るる時、心に苦しみなし、濡るる事は同じ。これ万づにわたる心得なり。葉隠より 大雨の戒めという言葉が... -
葉隠
【葉隠】初対面の気持ちで
人を先にたて、争ふ心なく、礼儀を乱さず、へり下りて、我が為には悪しくとも、人の為によき様にすれば、いつも初回の様にて、仲悪しくなることなし。 葉隠より いつも人を先に立てて、争うような心なく、礼儀正しく、へりくだって、自分のためには悪いこ... -
葉隠
【葉隠】実力で黙らせる
立身加増早き時は、諸人敵になり、のうぢなし。遅きときは諸人味方となり、その上の幸はたしかに見ゆるなり。畢竟(ひっきょう)、遅速共に諸人うけがひ時は、危うきことなし。諸人催促いたす時の幸が、のうぢあるなり。葉隠より 出世や昇給が早いと、多く... -
武士の名言
【新渡戸稲造】日本人に宿る武士道
もっとも進んだ思想をもつ日本人の表皮をはいでみよ。そこに人はサムライを見るだろう。 新渡戸稲造 今も残る武士道精神 武士という存在は消えてしまったとしても、日本人の中に「武士道」はずっと生き続けている… 新渡戸さんの言葉なので、この時点でも相...