【福沢諭吉】個の独立

一身独立して一家独立し、
一家独立して一国独立し、
一国独立して天下も独立すべし。

福沢諭吉

個人が独立すればその家が独立し、一家が独立すればその国が独立する、そして国が独立すれば天下も独立する。

目次

確固たる自分を持つ

福沢諭吉と言えば「一万円札」。

「一万円」のことを「ユキチ」と呼ぶほど浸透していますから、その名を知らない人はいないでしょう。(笑)

あまりイメージがないかもしれませんが、彼も元々は武士です。

天下国家の独立も、個人一人一人の独立から始まる。

「独立する」と言えば、勤めていた会社などから離れ、自分の力で生計を立てていくというような場合に使います。

とはいえ、誰もが会社勤めを辞めて起業すれば、独立した国家が作れるということにはなりません。

個人で生計を立てるということだけが独立ではなく、一人の人間として「独り立ち」できるかどうかが重要です。

日本は敗戦国ですが、幸いにして独立した国家を維持できました。

それは既に、どこかの国に納まらないだけの確固たる「個」を持っていたからではないでしょうか?

会社という組織から離れたとしても、私たちは社会に属し、そして日本と言う国に属しています。

仮に日本を離れたとしても、どこかの国に属することになります。

つまり置かれている環境が問題なのではなく、その中で自分と言う「個」を持つことができるかどうかということでしょう。

「和」を重んじるということは、私たち日本人にとっての美徳の一つです。

しかしそれが「個」の確立を妨げることになっては意味がありません。

元々武士たちが重きを置いていたのは「和して同ぜず」。

お家の存続や繁栄のために、徹底した「滅私奉公」を心がけながらも、いざとなれば「自分一人の力だけでお家を背負う」という気概を持つ…

集団に属すると「個」を持てないように思ってしまいますが、そう思っているうちはそもそもまだ「個」が確立されていないということだと思います。

どこへ行っても何をしても、自分は自分。

そう在りたいものです。

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