【論語】自分の務め

君は君たらずとも臣は臣たれ

論語より

主君が主君失格だったとしても、臣下は臣下の務めを果たせ。

目次

役割を自覚する

今日の言葉は「論語」から由来する言葉です。

武士道には、仏教や神道の教えの他に儒教などの中国の学問の教えも詰まっています。

不幸にもダメな上司に仕えてしまったばかりに、やる気を失ってしまった…

よくあることだと思います。

しかし、上司がどんな人であろうとも、自分本来の仕事は変わらないはずです。

どんな状況にあろうとも、自分は自分の務めを果たすのみ!

上司やその他の環境によって、自分の在り方が変わってしまうのは、自分の務めをまだしっかりと理解できていないか、他者に依存する心が残っているからかもしれません。

最近では「若者の消費者化」と言う言葉を聞くことがあります。

この国は、この社会は、この会社は、一体自分に「何をしてくれるの?」

自分の属する組織なのに、自分がお客様であるかのような感覚でいるということ。

「何をしてくれるの?」の前に、自分はそこで一体「何をするのか?」

自分の務めを本当に理解したなら、周りの環境や他人の言動などは関係ありません。

夢や希望の持ちにくい時代になったとは思います。

有能な上司に出会える可能性も高くはないでしょう。

上司も同じ社会で生きている、同じ人間ですから…

どんな状況に置かれたとしても「自己の完成」を目指すこと。

よそに原因を求めた瞬間から、自分では決して解決できないことになってしまいます。

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