勇気の修養には進むほうの勇ばかりでなく、
新渡戸稲造
退いて守るほうの勇も養うように心がけなければならない。
両者がそろって本当の勇気ができるのである。
目次
「義」に基づくこと
「勇気ある行動」とはどういう行動でしょうか。
危険を冒して飛び込んでいくということは、一見勇気あるように見えますが、状況に寄ります。
それだけの危険を冒す価値があるのかどうか!?
その判断が重要です。
それは「正しいこと」であるかどうかということ。
つまり【義】が、そこにあるのかということです。
時には、ただじっと守りに徹する…
時には、恥を晒してでも撤退する…
それも次の機を狙うための勇気ある行動なのです。
進むのか退くのか、その行動そのものよりも、その決断をすることこそが勇気なのです。