端的只今の一念より外はこれなく候。
葉隠より
一念一念と重ねて一生なり。
ここに覚え付き候へば、外に忙(せわ)しき事もなく、求むることもなし。
目次
未来は今の積み重ね
先のことを考え始めると、夢や希望があったとしても、そこには不安もつきまとうものです。
見えないものには無限の可能性を感じることもできますが、見えないという恐怖もまたあります。
不安は、私たちの心を支配したり、時にはあらぬ方向に動かしたりします。
あれもこれもと手を広げ過ぎてしまったり…
逆に、何も手につかなくなってしまったり…
どれだけ考えても悩んでも、見えない未来を作るのは、目の前にある「今」の積み重ねなのです。