ならぬ堪忍、するが堪忍
徳川家康
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大志を抱けば目先の物に捉われなくなる
【名誉】を守るためなら命まで投げ出すのが武士道です。
ただ、時としてその【名誉】を傷つけられたとして、いきなり斬りつけるという行きすぎも少なくなかったようです。
そういう行き過ぎを戒めるためにも、武士道では忍耐を重視しました。
「どうしても我慢できないことを、それでも我慢することこそ、本当の意味での我慢である」
この記事のトップ画像にもありますが、徳川家康は「堪忍は無事長久の基、いかりは敵とおもへ」という言葉通り、持ち前の忍耐から15代の政権を築きました。
大志を抱けば、目先の細かな事に腹を立てているヒマなどなくなります。
もし、イチイチ腹が立つことが多いと感じるのであれば、それはまだまだ「目指すべきところが明確ではない」ということかもしれません。