物が二つになるが悪しきなり。武士道一つにて、他に求むることあるべからず
葉隠より
目次
生か!?死か!?
二つに一つを迷うから恐怖が生まれます。
死を覚悟してしまえば、死の恐怖が消え、むしろ「生」に集中して生きることができる。
武士の目指した境地とはこんな感じかもしれません。
人とは迷いやすいものです。
迷うからブレます。
選択肢があればあるほど迷います。
でもその選択肢とは自分で見つけてきたものです。
自分で見つけ自分で迷う・・・
迷うから不安が生まれます。
不安も自分で作り出したもの・・・ということでしょう。
心に「確固たる自分」があれば、どんな選択をしたとしても、それがどんな結果を生んだとしても関係ありません。
大切なのは「何をするか」ではなく「どう在るか」だと思います。